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西国柳生新影流 錬心館 平成24年度 昇級・昇段審査会
平成24年11月10日

 
 今年は、昇級3名・初段5名・弐段3名・参段2名・四段2名の合計15名が審査に望みました

毎年審査前になると、道場内に緊張が走り門人達の稽古に熱を帯びてきます。
まるで全員が受験者の如く切磋琢磨しておりました。
お陰で演武会及び審査会では、門人一同集中した良い演武をする事が出来たと嬉しく思っております。
結果だけで無く、努力をするその行程が大切なのだと心新たにしております。

又、審査員としてお集まり頂いた先生方、長時間有り難うございました。
模範演武のご披露を頂き感謝致しております、門人一同更なる精進の糧とさせて頂きます。


審査会集合写真
審査委員紹介
無双直伝英信流   戸野川 範士八段 西国柳生新影流 錬心館
   夢想神伝流      菊本  教士八段   館長  西田浩三
   泉心流    安藤 二代目宗家  師範代 西田孝子
受験者が日々鍛錬した業を遺憾なく発揮出来るように、受験しない門人達が準備と打ち合わせに余念がありません
昇級・昇段おめでとう!
中牟田 2級合格(少年部) 橋 3級合格者
 秋峯 3級合格者 松下 1級合格
初段合格おめでとう
 今村(昭)
荒木 真名子
初段の審査は基本の業を習得した者が、奥業へ進む為の大きな関門です
弐段合格おめでとう
古家 ・ 大部 ・ 山崎
参段合格おめでとう
今村(浩)
四段合格おめでとう
図師
平成24年度の「満励賞」に輝いたのは 森有里初段でした

毎年、有段者の中から「秀芳賞」を出しているのですが、
今年は残念ながら該当者が有りませんでした
来年は、是非頑張って下さい
他流派の先生方による模範演武
錬心館門人 団体演武
   
合格者から、「昇段審査を終えて」と言う御礼のメールが届きましたので、紹介させて頂きます。
厳しい修行と努力の積み重ね・仕事で参加できない日々が続く中、
自分自身を叱咤激励してきた彼の姿が思い出され、感動と嬉しさで一杯になりました。
これからも錬心館の皆さんと道場に立てる喜びを感じつつ修行に励みたいと思っています。


今年も他流派の先生方を審査員としてお招きして、色々な角度から厳しい審査をした頂きました。審査員や門人の熱い視線が注がれる中、受験生は平常心と集中力を欠かすところ無く、これまで修行して来た「業」を披露させて頂きました。
あらゆる結果を真摯に受け止め、更なる精進の糧として欲しいと願っております。

錬心館の審査は、事前に受けた学科試験と実技の総合点で決まります。
入場や作法の態度など「礼」に始まり「礼」終わりますが、審査会場だけで無く、
日頃の言動も大切な審査の評価となります。

門人は「業」は形では無く、その業の持つ理合を理解したうえで、仮想の相手との間合いや目付等・・・多くの事を身に付け「居合剣法」である我が流派の神髄を求めて修行しております。この様な審査会はあくまでもこれまでの修行の一区切りであって
終着点ではありません。
「業」に心が寄り添う「心」が業を鍛える・・・修行が己を鍛える・・・総てが
自分自身に返ってきます。

皆さんの励みとなる事を願って審査会を終えました。

審査委員の先生方や道場通いに理解を示して下さるご家族など
多くの皆様に感謝の一日でした。
                          
                                           平成24年11月10日
                                                錬心館 館長 西 田 浩 三