西国柳生新影流 錬心館 平成30年度秋季審査会
平成30年11月18日

 


受験者は、級1名・初段1名・四段2名・六段1名の合計5名です 

今年は福岡県武道大会が終了しホッとする間も無く、審査会へ向けてのお稽古となりました
全員のお稽古が熱を帯びて、受験生を後押ししていたような気がしています
当日は、全員が緊張のなか、集中力を持って演武できていたようです。

少年部の級の受験生は、受験を決めてからは稽古も熱心で、団体演武でも見違えるような業を披露しており、審査の時も刃筋の通った堂々とした演武を披露し、見事!合格してます。

初段を受けた者は、ここ数ヶ月膝を痛めた状態で、お稽古もままならなかったのですが、早くから目標を掲げ、これまで積み重ねてきたお稽古が実を結び、無事合格となっています。

四段の受験生2名は
当日は少し力みが入ったのか実力を出し切れなかったような気がしていますが、稽古熱心でしたから大きく崩れる事無く無事2名揃っての合格となっています。
これからは審査員に成るための勉強も始まりますので、基本や習得した奥業の理合い等を見直して形にとらわれるだけで無く更なる業の深みを知る為に、精進してほしいと思っています。

六段審査はかなり厳しく、前回は呼吸の乱れだけで合格を逃しておりましたが、充実したお稽古が積めたようで今回は見事合格を果たし、審査員としてもしっかりした採点ができており、安心しました。

今年は、数年ぶりに全員合格という快挙で、指導する者としてもうれしい限りです。
皆さんの更なる精進を期待しています。

最後になりましたが、審査にご協力頂いた泉心流高井宗家、有り難うございました。

                                  館長西田浩三

審査会集合写真
   
   演武会に参加の皆様、お疲れ様でした
   審査会と見間違える程の皆さんの真剣な演武が、受験生に力を与えたと思っています
   ありがとう! 次回は是非、皆さんが審査に望めるように精進して下さい。
 
審査員と合格者の皆様 
                                 
審 査 結 果 
少年の部 三級  榊  武尊  
 成人の部    初段  志村 一幸 
四段 古家秀一郎
岩本 真明
六段  田北 健三
合格者と館長・師範 
 
  合格者5名・今後も更なる精進を期待します


今年は満励賞・秀芳賞共に受賞者がでました 

 満励賞  秀芳賞
 
二級 田村博州  六段合格 田北健三
 70歳にして新たな道を求め、錬心館へ入門する行動力と
 その精神力が大きく輝き、今回の受賞となりました。
 納得のいくまで稽古を重ねるその姿勢は、武道への情熱
 だけでなく、彼の総てを物語るようです。
 これまでの経験を大切に、更なる飛躍を期待しています
 第一回受賞者が、二度目の秀芳賞に輝きました
 変わらぬ直向きさと、武道に対する熱意は薄れる事無く
 彼の生き方の核に成っているようです。
 控えめで奢らない精神も、賞賛するものがあります。
 良き指導者になるためにも、更なる精進を期待します。